バイーア料理を通してブラジルを知る

ブラジルはとーっても大きな国。塊肉を焼くシュハスコや豆料理のフェイジョアーダが有名ですが、今回はブラジルの無形文化財にも登録された「アカラジェ」を紹介します。

アカラジェとは、ブラジル北東部バイーア州サルヴァドールの郷土料理。アフロブラジル文化を代表する料理の一つで、海老、ナッツ、オクラで作った具材を豆で作ったパンに挟んで、ヴィナグレッチをこれでもか！とトッピングしてほおばるストリートフード。一口食べるとバイーアにひとっ飛び！のエキゾチックな味わい。

実は「アカラジェ」は、アフリカ民族信仰に起源を持ち、宗教の儀式で、神への捧げものとして作られてきた食べ物。そんな神聖な「アカラジェ」を、本場バイーア出身のマリシェフから本格的に学びましょう。

ブラジルの地理や歴史的背景からみるアカラジェについて「おいしいブラジル」の著者である麻生雅人氏のミニ講座もあり。

【内容】

・アカラジェ/Acarajé（フラジーニョ豆の揚げパン）

トッピング各種

・サラダ・バイアーナ/Salada Bahiana (バイーア風サラダ）

・バチーダ・ジ・ココ/Batida de Coco（ココナッツとカシャッサのカクテル）

【開催方式】

講師の先生によるデモンストレーション

また、デモンストレーション終了後はお一人様一人前ずつ、お料理をお召し上がり頂けます。

【持ち物】

・筆記用具(レシピは当日お渡しします)

・エプロン(基本的には先生とスタッフで調理をする形式ですが、お客様に参加頂く部分もありますのでお持ち頂けると助かります!)

・タッパーなどの容器(お召し上がり頂き、食べきれなかった場合にお持ち帰り頂く用です)

【講師紹介】

マリ・リマ先生（Marinalva Lima Ferreira）

ブラジルバイーア州生まれのブラジル人シェフ

料理人として来日し、現在まで様々なレストランやホテルのブラジル料理メニューの開発に携わる。2014年から都内に展開したシュラスコ専門店の総料理長を務めたのち独立し、レストランCarinho de mãeをオープン。ケータリングやイベントなどフリーで活動中。

【協力】

麻生雅人氏

「ブラジル・カルチャー図鑑」や「おいしいブラジル」の著者でありブラジル文化に精通。ブラジル料理の研究でポルトガルから帰ってきたばかり。

【監修】

松橋美晴

日本にいながらブラジルライフをテーマに活動するKIMOBIG BRASIL代表

ブラジル料理研究家、毎年ブラジルのアマゾンに遠征